ポジティブとネガティブ?自分に合った方法で(3)
ポジティブとネガティブ?自分に合った方法で (1)|(2)
の、つづきです。
「エニアグラム」で、学びました。
エニアグラムでは、こう言われています。
人は誰でも、9つのうち、どれか1つの傾向を強く表している「種」をもって生まれてくる。
その芽からどんなふうに芽を出し、花咲かせるかは、その人の一生で変わってくるけれども、バラはバラだし、桜は桜。
どんな育ち方をして年老いたとしても、バラであること、桜であることは、ずっと変わることのないもの。
桜の木に接ぎ木して、バラの花を咲かせようとしても、うまくいかないし、そのためには余分な労力が必要になりそう。
それでも維持し続けると、違和感がでてくる。
不適合なものを抱え続けることはできなかった。
エニアグラムにおいては、本質も、9つのどれかを特別強く持って生まれてきていると言われています。
行動を変える、考え方を変えていけば、性格は少しは変わるけれども、その人の(自分でもよく判っていない)奥深くにもっている価値観、欲求や恐れの傾向はずっと同じ。
行動、言動、社会的行動のパターン(性格)を、いかに変えようとしても、その人の持つ本当の輝き(本質)からは、遠ざかって行くばかり。
じゃあ、なにをすればいいかというと、、、現在、たどりついたのは、ここ。
どんな手法を使って自己を改革、変容するためにはなにが要るかというと、自分への自己開示をすすめる。
自分の深いところを探っていくのは、痛みも伴うし、見たくないような暗い部分もあります。
でも、それを避けていては、自分がいつも何をおそれ、何に反応し続けているかを知ることもできない。
過去ばっかり考えてどうするの?
大事なのは今と、未来でしょ?
たしかに、そうです。
しかし、物事に反応して、感情表現をしつづけているのは、過去からの自分。
なにが根っこにあるのか、なにが自分をつき動かしているのか。
行動だけではなく、無意識の動機を知る。
さらに多角的に自分を見ることが必要なんです。
職場でなにか言われてカッとしたり。
どこへ行ってもよく似た悩みや、トラブルが起こる。
親との関係性に悩むのも。
(4)に、続きます。。。
本質を知るためには。
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