セッションのツッコミ所、落とし所
そのセッションで重要な部分、相手の「堂々めぐり」「硬直したシステム」を安全で優しくほどき、ポジティブな変化を促すのはどこか?
「セッションのツッコミ所、落とし所」を思い描きながら誘導しましょう。
どんなセッションでも当てはまると思いますが、
たとえば、過去世退行催眠のセッションのとき。
クライアントは、受動的でいるため、こちらから導いてあげることで、イメージの中でいろんな体験や氣づきをしていただけるものですが…
再受講の方でも、着地点がみつけられずに、たいして重要でないことを、ただ見えたということで、たくさん話すクライアント役の言葉をメモするだけで苦労していたりします。
着地点って、なんでしょう?
いま、この方の中で、なにが起ころうとしているのだろう?
どんなところに連れていってあげたら、今のセッションで潜在意識が見せている核心にいけるだろう?
最初の場面のあたりで「妄想」して、なんとなくストーリーを決めます。
その後の流れが変わったら、はじめのストーリーにしがみつかず、柔軟に。
好奇心を持って、その世界にかかわっていくことも大事です。
見るべきところは見てもらい、感じて欲しいところは感じてもらい。
答えが予想できても、「なぜ、そう思うのですか?」など、オープンな質問をします。
自分のフィルターを通さないことがたいせつ。
クライアントによりそう部分と、視点を変えてあげる部分の組み合わせが大事かと思います。
そうはいっても、セッション中にはいろんなことが起こりますねぇ(汗)。
今回おすすめの本は、家族療法の先生が書かれたものですが、「ツッコミ所、落とし所」についてとってもわかりやすく読むことができます。
アニマルコミュニケーションは、飼い主さんや環境がとても重要です。
動物さんと話をして、不満や希望を教えてもらったとしても、それで終了ではありません。
内容を飼い主さんに理解してもらって、できるところから環境や行動を「いますぐ」変えていただく必要もでてきます。
もう一度書きますね。
そのセッションで重要な部分は?
相手の「堂々めぐり」「硬直したシステム」を、もっとも安全に優しくほどき、ポジティブな変化を促すのはどこか?
そのポイントに近づいたら、セッションのふり返りでも有用ですねー。
催眠アニマルコミュニケーターの卵のみなさん、催眠誘導できるようになったら、つぎはこんなことも意識しながらセッションしましょう!
私たちは、じょゆーで、同時に優しい探偵でもあります(笑)。
セラピスト誕生―面接上手になる方法
東豊(著)
東先生と学生さんのロールプレイング収録集。
平易な文章で実例が読める、貴重な本です。
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最近、過去記事さかのぼって読んでま〜す(^-^)
実践で参考になる記事が本当に多くて、今更ながらメモ取ったりしてます
読んでたら、シータヒーリングって面白そうだなぁ…と興味わいてしまいました
>natsuさん
コメントありがとう。
私も過去の記事を読んで、おおーっと思うことがあります(^_^;)。
自分を客観的に見ていき、不要な思い込みを変えていくには、シータヒーリングは使えるツールだと思いますよ。