エニアグラム:えっまさか。あの人とあの人が同じ性格ってないわ!!!!

先日、宝塚ファンの友人たちと、かす汁鍋しました。
秋鹿さんの粕と、鳥芳さんの鳥もも肉、おいしかったなぁ〜。

ファンは、ジェンヌたちをどう見ているか?

ブルーレイ観賞会をしながらの、おしゃべり。
みんないろんな人のファンをしてきて、同じような詳しさ深さ、昔の作品のことを昨日のように(記憶力はしょぼくなってますが)語れるので、じつに楽しい。
みなさんファン歴長いですからねえー。私の35年なんて少ないほうです。
同じスターさんのファン仲間よりも、ずっと年月をともにしてきていますから(′∀`)。

それで、私がこういったんです。
「組によって、性格タイプが偏ってる。」
「◎◎さんの新人公演がとてもよかった。性格タイプが近いからやりやすいかも」


Kさん、即座に
えっまさか。
あの人とあの人が同じ性格ってないわ!!!!

・・・声、でかいよ(^^;)。
性格タイプだってば。
まあ、私の個人的な見立てですから、違うかもしれません。
でも、そこそこ自信はあります。
無理に分類してはいません。確信がある人だけリストにしています。

エニアグラムおとめ

りんごも、桜も、バラ科。

見た目は違うけれど、見えないところが同じなので、おなじところに分類される。

UnknownUnknown-1

あの人とあの人は、同じタイプのはずなのに違って見えるのはどうして?

エニアグラムタイプの判定や判別は、じつは複雑なことをしています。
wing

私たちは、このエニアグラムの円のどこかに基盤があります。
ただ1から9のどこかに分類されるのではなくて、タイプ1だけど9よりとか、タイプ1だけど2寄りなど、隣の数字のタイプの要素も含んでいます。

緑色の範囲が「タイプ3」ですが、そのなかでもタイプ2に近い人と、タイプ4に近い人がいます。
ウイングは、両隣のどちらかです。
タイプ3でありながら、タイプ2の特性も同時に持っていて、もう一方のウイングをもつ人とでは行動や動機に違いが見られます。
また、ウイングの影響が大きい人と、そうでない人がいるようです。

ツイッターやブログでよくみる「著名人有名人芸能人タイプ分け」は、この「ウイング」をふくんだ判定が多いかな?
でも、外から見ているだけだと、解りにくい人も多いです。
エニアグラムワークショップの時のように、同じテーマで内面を語ってくれたりしませんから(^^;)。

本やweb、数時間のワークショップで学べるのは、おそらくこの「ウイング」あたりまででしょう。
自分もふくめて、他者の正確なタイプ判定のお手伝いをするには、「ウイング」「矢印の方向」「健全度」をみていかねばなりません。

あっ、もちろん「みただけでタイプ◎!」って方もいます。
私も、顔に「タイプが書いてある」方ですねぇ、ちょっとくやしいけど(笑)。

成長の段階

エニアグラムにおいて、各タイプは成長の段階をふくむ立体構造になっています。(ドン・リチャード・リソ)

level

stick

性格への固着

同じタイプでも、健全度が下がっていくと、長所をやりすぎて短所となってしまいます。
一気にストレスがかかるときにこうなるし、元々の健全度がちがうと、性格に凝り固まっている度合いがちがうので、同じタイプには見えないかもしれません。
たとえば、身近な人が「人が変ったように」なったときをみたことがありませんか?
同じ人なのに、大きなストレスがかかっているときで、今までと裏返し/正反対の行動をとっているように見えます。

ちーも、叔母の前では絶対に私に見せない顔をします(^^;)。

下の絵の二人は同じタイプだけれども、下の人のほうが「性格が濃くきつく現れ」「せまい範囲の自動反応しかできなくなっている」状態です。

ガチガチのギプスは、むかし自分を守るために着たものだけど、いまとなっては何もかも制限されて身動きがとれない状態です。
上の人も少しは性格に囚われてはいるけど、まだ選択肢をもって考えたり行動したりする余裕がありそうですね。

kenzendo

新大阪:エニアグラム実践会
2月24日(月祝)13:00ー17:30

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