過剰な感情を手放すのは難しい?長所短所は裏表一体
(1)山歩きで、過剰な感情を解放してみたよ。の、つづきです。
エニアグラムにおいて、各タイプで特徴的に表す「自己価値」があります。
それぞれ(発達の段階のレベル2において)「こういう自分なら大丈夫」という肯定的な感情をもっています。
タイプ1からタイプ9の自己価値
タイプごとに、見ていきましょう。
えっ?こんなに違うの?
えっ?いくつもあてはまるけど・・・。
こころあたり、ないけど・・・。
自分のタイプがだいたい判っている方は、心当たりがありましたか?
私は、さまざまな判定テストではハッキリしなかった自分のタイプが、これで判ってしまいました・・・。
いくつも当てはまる方も、そのうちの1つが強くビビッときませんか?
上の言葉だけでは心当たりがないかたも、もっと説明を聞いたら「ああ!」と感じるかもしれません。
エニアグラムタイプにおける自己価値
「自己価値」=「こういう自分なら大丈夫」
これは、肯定的な感情です。
「あなたの性格の長所を教えてください」と尋ねたら、具体的にいろんな項目があがってきますが、ざっくりまとめてみると、こんな感じです。
「こういう自分なら大丈夫」って、肯定的だからいいんじゃないの?
ストレスがかかったときに、「こういう自分」を「やりすぎる」と、人間関係に摩擦がおきやすいようですよ。
たとえば、
まわりが間違っている、不公正だと感じたときに、「私は理性的で客観的で正しい」を、やりすぎてしまう。
自分の基準において、自他の間違いが許せなくなり、否定的、批判的、こうするのが正しい!と、強く出てしまう。
そうすると、相手からは「あの人、言ってることには間違いはないんだけどねえ・・・」と、煙たがられてしまいます。
人の役に立ちたい、困っている人を助けたい、親切にしたい。
やりすぎると、親切のしすぎで、過保護、おせっかいになってしまう。
それでもどんどんやってしまうと、相手は「もう、かまわないで。ほっといてほしい・・・」と、うっとおしがられてしまいます。
こんなふうに、どのタイプにおいても、
「長所のやりすぎ」が、「短所」になってしまう。
エニアグラムの考え方では、性格の長所短所は、別々のことがらではなくて、裏表一体なのです。
つづきます。
(1)山歩きで、過剰な感情を解放してみたよ。
(2)過剰な感情を手放すのは難しい?長所短所は裏表一体
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