泰然と、平常心でいること「動物とのつき合いかた」
アニマルコミュニケーションをしていると、動物たちは、想像以上に豊かな感情をもち、私たちに語りかけてくれるのがわかります。
年齢や性別と、本質的な魂のかたちには差がないなあとも感じます。
そして、同時に、彼らは人間と暮らしていても、人間とは違うルールをもっています。
その動物なりの社会性を幼少時に学ぶ必要があるのは、人間も同じ。
「犬は外に鎖でつなぎ、猫は外で自由にさせておく」方々には、もっと身近に、ハートで、自己や動物たちと関わっていくことをおすすめたいし、あまりに人間的感傷でもって動物と付き合っている方には、動物には種ごとのルールや本能もあるんだということも思い出してほしいと思っています。
アニマルコミュニケーションにおいて、説得や取引きを飼い主さんから求められても、いつもうまくいくわけではないことも感じていました。
問題行動を改善するには、その子が「精神的に安定している」ことが必要で、そのためには、飼い主さんやご家族がご自分のことに気づき、行動を変えていっていただくことも必要となってきます。
「あなたの犬は幸せですか」の著者、シーザー・ミランの方法、とっても面白いです。
その家の人間全員が、群れのリーダーとしてふるまい、秩序とルールを徹底することで、犬の心が落ち着き、すばらしい友人となれる。
それは「しつけ」というよりも、犬のやりかたで、その家のルールをリーダーとして24時間実行するのみです。
特にワンコのことでお困りの方、ぜひナショナルジオグラフィックチャンネルか、「あなたの犬は幸せですか」を見てください(^^)。
そして、ムツゴロウさんの「ムツゴロウの動物交際術」にも、動物とのつき合いかたが体験+学問の目線で書かれていて面白いですよ〜。
よそのイヌネコに会った時、頭をなでようとして、頭の上から開いた手(パーの状態)を持っていったら、嫌がられた経験をした方、多いと思います。
想像してみてください、クマが2本足で立って前足を高く振り上げ、爪を出したところ。
なんでイヤなのか、、あれは「攻撃パターン」への反応だったのですね。
ナショナルジオグラフィックチャンネル
ザ・カリスマ ドッグトレーナー ~犬の気持ち、わかります~
あなたの犬は幸せですか シーザー・ミラン |
ムツゴロウの動物交際術 (文春文庫) 畑正憲 |