[体験談]犬だって、お金の心配をする、、、
先日の出張アニマルコミュニケーションのときのことです。
先天性の奇形が頚椎にみつかり、2度の大手術をしたのですが、入院中に感染症を起こしてしまい、若くして亡くなってしまったチワワ君。
飼い主さんを催眠誘導して、亡くなったチワワ君(2才9ヶ月)に会いに行きました。お母さんは催眠は初めてでした。
飼い主さんは娘さん(ママ)ですが、家にずっといるお母さんが、チワワ君にとってお母さんです。
(右図)
誘導している途中から、チワワ君が会いたがっているのを感じていました。
お母さんに会いに行ってもらうから、少し待ってね!!
久しぶりに会えたお母さんとたくさん遊んで、生前には制限されていたジャーキーを山盛りもらって、うれしそう。
「ママはちょっとしかくれなかったけど、お母さんはたくさんくれる」
もう肉体がないので、食べ過ぎる心配もありませんからね(^^)。
だっこした感触が、生きていたときと同じだったそうです。
表情も、とてもおだやかだったと。
そして、
「すごくがんばったけど、食べれなくなって力が出なくて、負けてしまった、もっと生きたかったのに」
「いまは大丈夫、痛くないし友達もいるから、心配しないで」
家族みんなから「がんばろうね、絶対よくなるからね」と言われて、チワワ君も一緒にがんばったのですね(;_;)。
たくさん遊んで、いろんなお話して、今回はそろそろお別れの時間がきました。
「チワワ君から、今日きてくれたお礼に、プレゼントがあります」
札束でした。
「ママに渡してください。」
小さい犬だけど、手術の実費はそうとうなものです。
ママは、仕事のために貯めていたお金をずいぶん使ったそうです。
リビングルームで、ずいぶんお金がかかっていることを話していたのだとか、、、
ご家族は、そんなことわからないだろうと思って話していたけど、チワワ君もそこで、ちゃんと聞いて解っていたんですね。
なんて賢い子なんだろう(泣)。
お母さんは、お礼に、チワワ君にお洋服を着せてあげたそうです。
うちではいつも服を着せていたのに、そこでは裸だったから。
「また、このお家に帰ってくる」
チワワ君はいいました。
いつかわからないけれども、きっと近い将来。
健康な体をもってまたこの世にご縁を結べるに違いありません。
動物とくらす大きな喜びが、再度ご家族に訪れますように(^o^)。
それまでは寂しいけど、次の出会いが楽しみでもありますね。