「ワクワク」する自分と「ワクワク」していない自分?
自己啓発や成功本によくある「ポジティブ・シンキング」「自分がワクワクすることをやっていこう」。
たしかに、自分が楽しいと思うことをするのが一番です。
セミナーに参加したりして、新しい友人と夢や目標を語る。
いつもとちがって心浮き立ち、高揚感もあります。自分はなんでもできる!って思います。お祭りは楽しいです。
けれど、祭りが終わったあと、日常にかえる。
気がつくとやっぱりいつもの自分に戻ってる…
「ワクワクしていない自分」に。
私も、そんなループにハマってしまっていました。
ポジティブ・シンキングというのはマイナスの部分を無視していることが多いようです。
自分の欠点や弱点・みたくない部分を、意識的/無意識に覆い隠してしまうことになります。一時的に進歩したように感じても、もともとの自分から離れていくばかり。
だからそれ以上の進歩は望めないことになるし、問題が大きくなっていくのですね。
だからといって、自分のマイナス面ばかりに栄養を与えていると、やっぱり、問題が増大するばかりです。
ちょっと疲れたとき、なんだかうまくいかないなあというときには…。
自分のブレーキになってるものに、まず気づいてあげたい。
そのブレーキに「ありがとう、よくがんばってくれたね」ってねぎらってあげると、すっと楽になれます。
少しブレーキを緩めたら、かるくアクセルを踏んでみてください。
あれれ、なんでいままでできなかったんだろう?ってくらい、身軽になっていますよ。