相手に言っていることばも、自分自身のことば。
この2人が親子だとして、どんなことを考えているでしょう?
父は「正確に打て!」というが、息子は「正確に打てないとお父さんを怒らせるかもしれない不安」でイッパイなのかもしれない。「大丈夫だ、自分を信じて打て」といってもらったら、本領発揮できるかな?
「相手に言ってるつもりが、自分のことにも共通すること、ほんとに多いですよ。」
整理していて、以前の自分のブログでみつけました。(記事)
「クリアでいましょう」って書いていました。
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いまだったら、ちょっと違うかんじで書きそうです。
エニアグラムで説明したら(1)
エニアグラムを学んで知ったのですが、私は、巻き込まれる傾向が高いタイプに属していますねぇ。
9つのタイプの中では、感情中心の生き物。
相手の反応にすぐさま敏感に(ときに過敏に)反応していまいがちです。
相手のふとした変化がとてもよくわかるのはいいのですが、冷静でいられなくなってはイケません。
「クリアでいましょう」というのは、自分に対する助言でもあったのです。
自分が自動的に反応しやすい、こんな傾向をもっている、とわかれば、次の局面では今までとは違う選択肢を持つことが可能です。
自己理解が深まれば、行動はしぜんと肯定的な方向へ広がっていくでしょう。
私の場合は、自分の傾向を知って、次は複数の選択肢があるんだとわかり、とても楽な気持ちになれましたよ。
クリアにしましょう、というのはヒーリング、アニマルコミュニケーションを習う時によく言われたことです。
たしかに、相手のフィールドに巻き込まれてはマズイですが、理由はそれだけかな。
巻き込まれるタイプが多いのかも。
エニアグラムで説明したら(2)
また一方で、巻き込まれないタイプの方もいらっしゃいます。
たとえば、どうしても善悪で判断したり、知識があるばかりに相手のことを「間違ってる!」と感じて、じっとしていられなくなったりする傾向がある。
そんな方が、自分の傾向を知っていて、なおかつ人に伝える立場になれば、「ジャッジしないように」と、いうかもしれません。
これは、カウンセリング、コーチングでよく聞きました。
自分の基準を強くもって、行動するタイプが多いのかもしれませんね。
ひとは、9つの種のうちどれか1つに強い傾向をもって生まれてくるといいます。
いかに自分で自分をよく知り、養い育てるか。
みなさんは、(他者に話すことばで)自分になにを聞かせていますか?
※2014年2月18日の記事