アイムーブメント・セラピー体験談(1)

「アイムーブメント・セラピーの教科書」のペーパーバック(紙の本)が、できました!

70ページの薄い本ですが、アイムーブメント・セラピーのエッセンス、方法がぎゅっと詰まっております。
病院にいくまでもない軽微な悩みが、アレレ?どこ行った?
となる不思議なセラピー。
自分でできるように開発しました。

今回は、オンラインセッション体験記をお送りします。
少し長いですが、いただいた全文です。
あなたの体験談も、ぜひお寄せください。

私の場合は、オンライン(ズーム)にて、セラピーを受けました。

まず、他の方のケースを見学し、少し練習しました。
その後、私の番となり、指示に従って行いました。

まず、どんな場面を思い出すか、どんな出来事があったのかなど、
詳しく話さなくてもいいので、大体のところをお話ししてほしいとのこと。

それを受けて、最近あった、思い出すと胸に何かが刺さっている
ような感覚を抱く出来事をお話ししました。
内容は、初対面の方との会話で、始めは自分のことなどを
普通に話していたのですが、私の仕事の話の途中で、
唐突に(と感じた)、「甘いのではないか。

ネットのビジネスだと言うが、何もしていないのではないか」
というようなことを、強い口調で言い放たれた、というものです。

比較的、最近の話で、相手は年配の男性。
ネットが理解できないのは分かりますが、それにしても、
私の事を何も知らないのに、いきなり決めつけられて、
その時は、かなり反論をしました。
しかし、後になって思い出されると、胸に何かが刺さったような痛みを感じました。

そのことをお話ししたところ、不快の程度を尋ねられました。
最高を10として、私は7か8。

では、そのシーンを切り取って、壁の奥に、遠くに張り付けてください。
と言われ、そのようにイメージします。
それから、物差しを目の前15センチほど話したところへ横向きに掲げます。
そして、その絵を頭に浮かべつつ、「一、二、一、二……」
という声に合わせて、目を左右に動かしました。

「どうですか」と声を掛けられます。
たしかに、絵は薄れましたが、残影のように、
胸や腕の辺りが、目に浮かびます。不快レベルは3程度。
しかし、その時、ふいにその時の別の場面が、
フラッシュバックで蘇り、また、不快レベルは元にもどりました。

では、もう一度、同じように。とのことで、
また、その場面を切り取り、壁の向こうに貼り付けました。
そして、「一、二、一、二……」目を動かします。

声が止んで、「どうですか」と尋ねられます。
私は、視線を壁に向けました。すると、視界の中心に
白い壁がスッキリと見え、放射線状にぼかしがかかって、広がっていました。

「あ、無くなった。」本当に実感として、
その嫌なシーンは、消えて見えなくなっていたのです。
私自身、とても驚きました。
これは、実体験するのが一番で、言葉では伝えきれないことかもしれません。

スッキリ消えてしまった理由として、比較的、
最近のできごとだったこと、また、
恨みを募らせるような存在ではなかったことが考えられると、教えていただきました。

心配やマイナスの記憶を横に置き、
今に集中するには、この上ない方法だと思いました。
是非、一度、体験されることをお勧めいたします。

(60代 女性)

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