タイプ別の「べき」って、あるかな?2023年7月:エニアグラム実践会@新大阪

各タイプの「怒り」は違うのか?

エニアグラムの「3要素」の中の1つである「センター」。
このセンターのタイプ8・9・1(ガッツセンター)の抱える主なテーマが「怒り(Rage)」と言っています。
分け方としては、
タイプ8:怒りを外に出す
タイプ9:怒りを内外に向ける
タイプ1:怒りを内に向ける

とはいえ、どの人もみんな怒ります。

「怒るのと、腹が立つのは違いますか?」
と質問がありましたが、それは違う言葉で表現しているだけなのかも?

「アンガーマネジメント」と「エニアグラム」

アンガーマネジメント。
怒りをコントロールするメソッドです。
私の解釈では
「出てきた怒りにどう対処するか?」
「怒りの範囲はどこまでなのか?」

もう怒りが出てきてから、どうするか
自分はどこで怒るのか

エニアグラムでは、こういっています。
性格を発動して人間関係を損なわないためにも、自分のタイプの特徴を知り、
もっと手前(調子に乗る前)から、気づいて止まりましょう

私の知る「アンガーマネジメント」では、「その人に起こりやすい怒り」の区別はないように見受けられます。

そう考えていたところ、日経メディカルさんで「怒りのトリガーを引かないための「期待」の手放し方」を拝読いたしました。
(以前に受信した近所の整形外科クリニックで、あまりにもイラチで性急で決めつける院長先生の診察態度がイヤで、もう行かないぞと決めたのを思い出した。イヤだったんで別のクリニック行きました。エニアグラム学んでほしいわ!)

タイプ別の「べき」って、ある?

べき!

「○○するのが当たり前」

というのが基礎にあるエニアグラムの「3要素」の中の1つである「社会的スタイル」。
タイプ1.2.6です。

とはいえ、怒りと同様に、各タイプにも「べき」はあるはず。
そして、おのれの「べき」を破るヤツに対して怒りがわいてくるのでは?
さらに、内容が違ってくるのでは?

下の絵はタイプ4の人が描いたものですが、タイプ5の方もめちゃくちゃ同意!
さて、なにが×なんでしょうか?

聞いてみると、同じように「べき」が侵されていても、中で起こっていることが、はっきりタイプ別にわかれました。

タイプ4「危ない。あんな歩きかたして迷惑だし恥ずかしい!」(感情・反応)
タイプ5「なぜあんな歩き方をするんだろう?と理由を考える」(思考・解決)

この話をしていたら、×の行動をついやってしまう方からの横やりが!!

そうですねえ〜。
「べき」を侵害されて、怒るのはこっちの都合であります。

なにも聖人になろうとか、人格者になろうとか、そういうことではありません。
(たいていが自分中心の)怒りに支配される時間を減らせば、そのぶん有意義に時間が使えて、大切なひとに向きあえるときも持てて、いいんじゃないのかな、そんな瞬間の積み重ねなのかなって考えています。

日々修練!
100回に1回はストップ!

新刊「おうちエニアグラム」から、親と子のエニアグラムを考えてみた

タイプ2 世話を焼き、交流を求める親
【特徴】
タイプ2は、自分の子どもに対してその子が困らないようにとあれこれと世話を焼いたり先回りしたりして困らないように助けがちです。結果、過保護・過干渉になってしまう傾向にあります。自分のことを後回しにしても、人に親切にすることを大切に思っているので、子どもにも人に親切にすることをとても良いことだと教えます。自身が、感情表現が豊かな方なので、子どもがあまり感情を表さなかったりすると、何を考えているのかが分からなく感じて、不安になったりします。
「おうちエニアグラム」より抜粋

「親子のエニアグラム」を取り上げるとき、
「自分には子どもがいません」
「後輩も部下もいません」

こういう人も、います。
しかし、これはどう?
自分自身を養い、育てていくために、客観的に俯瞰的に自己をみること。

自分自身が、自分の親として
どのように自分に向きあっているのか?

これは、自分自身にしかできないことだし、他人のせい(親を含む)にはできないことです。

「お母さん(お父さん)なら、こういうだろうな」
「先生ならこういうだろうな」

ではなく、自分自身の眼で、自己を見つめること。
怖かったり恥ずかしかったり、なにが悪いねんと開き直ってみたり、、、

お正月やお誕生日とか、節目にやってみるのもいいかもしれませんね。

2023年7月エニアグラム実践会のご感想

今回もご参加ありがとうございました!
ひさしぶりにご参加くださった方が「参加しなかった時期もエニアグラムを忘れなかった」と言ってくださって、嬉しかったなぁ。

親と子のエニアグラムは永遠のテーマです。
エニアグラムを学んでから親としてやってきたことをふり返ると、子供に対して申し訳ないとずっと思っていました。
でも子供のことを思ってやってきたことは、ちゃんと子供に伝わってきたとわかることもあります。
どのタイプの親も同じだと思います。
(60代 女性)
怒りから切り込んでいくアプローチはわかりやすくて良かったです。怒りは誰もが持ちがちなので普遍的なワークになると思う。どうやって怒りを収めるかの話はもう少し掘り下げたいです。
自分が自分の親として、どのように扱っているかのワークは、エニアグラムを活用してよりよい人生を送るためにすごく大切だと思う。この視点は忘れずにいたいですね!
(50代 男性)
保護者になったことがないので、それについて考えられたことが新鮮でした。
違うタイプの方が多用する言葉を、私はまったく使っていないことに気づき、驚きました。
(50代 会社員 女性)
「親として」子どもへの接し方を考えます。
(50代 会社員 女性)
タイプ4とタイプ5のエピソードが似てるけど、掘り下げたら違うところががおもしろかった。
・恥ずかしい人に怒り
・考えてない人に怒り
タイプ9のコンビニでの強い怒りの理由がまだよくわからなかったです。同化できていないときに怒りを感じるのはなんとなくわかった。タイプ5も怒りはおさまらない?ことも不思議で何故なのか気になります。
(30代 会社員 男性)
「親と子のエニアグラム」が良かった。
「自己成長」を自分が目指しているのかどうか。
でも目指しているのかなぁ〜。
「人生の忘れ物」をリクエストします。
(60代 会社員 男性)

次回の新大阪:エニアグラム実践会

エニアグラムが初めてのかたも、お久しぶりの方もぜひお越しください。
参加メンバーを考えた実践プログラムをご用意しておりますので、お早めのエントリーをお待ちしております。

タイプ確定されたご参加者も多いので、
「自分はなんだろう」「同じタイプに会ってみたい」と、迷っている方も、どうぞご参加ください。

8月26日(土)
9月23日(土)
10月28日(土)
11月26日(日)
各 13:00ー17:30

■参加費(当日現金にてお支払いください)
初参加 4,000円
初参加(メールメンバー2週間前までの早割)3,500円
2回目以降 2,500円
ご参加お申し込み

メンバー登録:ワンネス・ラボ

ワンネス・ラボのオリジナル講座・ワークショップ、復習会・練習会を、メンバー料金にてご提供。
指定の各セッションをメンバー料金または時間延長で受けていただけます。
また、優先してお席を確保いたします。
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