本:相手を完全に信じ込ませる禁断の心理話術 エニアプロファイル
仕事で役立つか?プロファイル
エニアプロファイルは、エニアグラムをベースとした「裏」エニアグラムとのこと。
エニアグラムは、本来は自己成長のための地図を得るために学ぶものです。
堂々と、このエニアプロファイルは邪道です!なーんて言い切っているところが面白いじゃありませんか。
本のタイトルも帯も、フォレスト出版さんらしいですよね(笑)。
サクサク読めちゃいます。
自分理解にはつかわないでね、って書いてあるとおり、初めてエニアグラムを学ぶ方にお勧めしたい本ではありません。
しかし、企業さんの半日研修で「すぐにお客さんに使える営業トーク」を求められることがあるんですが、こういうのがほしいのかな。
無意識の怖れと欲求を知り、操る
なるほど、自分ではほとんど意識もできずコントロールなんてできないだろ!という無意識の怖れと欲求を刺激して誘導するゆえ「裏エニアグラム」なのですね。
(エニアグラムでは根元的おそれ、根元的欲求といいます。9つの各タイプに特徴があります)
【最もわかりやすいタイプ】
ビッグボス
スマイリー
シンカー
【その次にみていくタイプ】
クール
ファンラバー
バランサー
ほうほう、なるほど。
まあ、このとおりにいく人はほとんどいないでしょうけど(;´▽`A“、タイプらしさは出てる~!と思います。
というわけで、1、4、9のエニアプロファイルは読ませてもらえませんでした。
自分のタイプで検証できなかった残念さよ。。。
相手をプロファイルするとき
実践会でも「他の人のタイプはどうしたらわかるようになりますか?」と訊かれます。
エニアグラムの各タイプの基本は必要ですが、最強のコツは人をたくさん観察すること。
◎第一印象、体型、雰囲気、声の出し方、スピード、使う言葉
部屋に入ってきた瞬間にわかるタイプもありますが、情報をもとにタイプを絞り込んいきます。
ほぼ、そのタイプしか使わない単語もあります。
おそらく、エニアグラムを学んで自分の欲求を知らずにこの本だけ読んだとして、「禁断のエニアプロファイル」は使いこなせないだろうけど(;´▽`A“、エニアグラムを学んでいる方には参考になる部分も多いかも。
少なくとも、私が行ったワークショップでは教えてもらったことはない「テクニック」をちら見することができそうです。
実践会でのテーマに取り上げてみてもいいな〜。