過去世の物語:インドのある地方の女王

時代:700年代?
場所:インド
性別:女性
年齢:35歳くらい
名前:不明。インドの地方領主

 

かわいた赤い土を踏んでいる。
はじめに「スークにいる」と感じたので、またもアラブ世界に生まれたのかと(^^;)。
今度もサンダルをはいている。
でも、成人女性の指が裾から見えて、深い赤色のペディキュアをしている。
私は髪を結い上げ、なにかつばの無い帽子を着け、その上に透けるような生地のベールをかぶって背中と腕に垂らしている。顔は出ている。「ネフェルティティの胸像」のように、彫りの深い高貴な顔立ちをしていて、すらっと背が高い。35歳くらいだと思う。

ネフェルティティの胸像(ベルリンの国立博物館所蔵)
ネフェルティティの胸像(ベルリンの国立博物館所蔵)

エジプトかな…700〜800という数字が浮かぶ。
名前は長くて聞き取れない。「ネフェルティティ」みたいな音感。称号かもしれない。

私は、市場を歩いている。
私の目の前で人々がうやうやしい物腰でふたつに分かれ、私は人々に鷹揚に目線を投げかけ、うなづきながら、市場の賑わいの中を歩いていく。活発な市場、物がたくさん、人もたくさんで楽しそうなので、私は満足している。
後ろに30人くらいの追随者がいるのがわかる。

 
 

私は、金色で大きな輪のイヤリングをつけている。
両腕は肩から出していて、ベールがかるくかかっている。
腕には何かの模様の入れ墨をしていて、太い金の腕輪を身に付けている。

私は、ここの女王らしい。父王から受け継いでから数年〜10年くらい治めている。
まわりの店や人々から、ここはインドのどこかだとわかる。

— — — 幸せな場面

9歳くらいの男の子がそばにいる。椅子に座って何かしている。
私はその子の母親らしいが、父親はそこにはいない。
彼は、つぎの王になることが決まっている。
彼がそこにいることが私は嬉しい。自分のバトンを渡せるから。

— — — 食事

私たちは、大きな食卓につき、細工された上等な銀の食器で食事をする。
食器は上等だけれど、料理は贅沢ではない。2〜3品を静かにいただく。
もうひとり、5歳くらいの女の子がいるが、詳しくはわからない。
白い髭の小柄な給仕が、私たちの世話をしてくれている。

— — — 最も影響する場面

私は、バルコニーから広場を見ている。
息子の隣には、女の子の赤ん坊を抱いた、彼の妻が立っている。
息子は、目が大きく、少し四角張った顔で、少し緊張している。私にはあまり似ていない。

広場を埋める、大勢の人たちが声をあげて喜んでいる。
この国は、ずいぶん豊かになった。戦もあったけれど、国を守ることができ、飢える人々もずいぶん少なくなった。
この日、私は息子に王位を譲る。50歳くらいになっている。
自分のやるべきことをやり、人々の生活もずいぶんよくなった。次の世代に手渡しできることを誇らしく思っている。息子も彼なりのベストを尽くしてくれると信じている。

— — — 死の場面

私はベッドに寝ている。
息子が悲しそうに目を見開いて、優しく私の額をなでてくれている。王妃が隣に立っている。
視界があまりはっきりしない。
女の子は10歳くらいなので、バルコニーの場面からおよそ10年後らしい。
息子は、私がいなくなったあとのことが不安なのかもしれない。
けれど、私は、満足している。きっと大丈夫。
あとのことを、よろしく。この国を、よろしく頼みます。

— — — 

この人生では達成感があったみたいです。
息子は今世でかかわりのある人だったのかどうかは催眠中は解りませんでしたが、目の感じで2人ほど思い当たりますね〜。

どうもこの方、苦労を苦労とも思わず、わりと思い通りに物事がすすんでいった人のようです。どんなことでもごくごく普通にうけとめてよどみなく行動してきた感じ。自分の喜びでやってきたことが、民の幸せにもつながっていたのかもしれません。
息子は、そんな母のようには振る舞えず、プレッシャーを感じるタイプのようです。 ちょっと気の毒。

しかし、この子が実子だったとしたら、父はどこに???

この過去世を象徴するカードは…


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